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インフルエンザワクチンについて

 

チメロサール不使用のインフルエンザワクチン

当院では2015年度までは、チメロサールという添加物なしのワクチンを使用しておりましたが、2016年度は国内のワクチン供給の関係で全ての製造元でチメロサール不使用のワクチンが製造販売されなくなり、当院でもやむなくチメロサール含有のワクチンを使用いたしました。

2017年度、2018年度、2019年度は、製造の関係で、0.5ml接種に限りチメロサール不使用のワクチンが使用できる状況です。そのため3歳以上のお子様に限り、チメロサール不使用のワクチンを使用します。 3歳未満のお子様には大変申し訳ございませんが昨年同様チメロサール使用ワクチンとなりますことお知らせ致します。
但し、納入数に限りがあり、希望される患者様全てに接種できない可能性がありますことをお詫び申し上げます。

 

インフルエンザワクチン接種量について

2010年以前は他国の接種量と比べると日本の小児の接種量は少なく設定され、特に乳幼児での効果は乏しいものでした。
平成23年秋より接種量が世界の標準接種量に変更となっており、乳幼児に対する効果も大きくなっています。
日本の指針では13歳未満は原則2回接種のままですが、今回の接種量で行っている他国のデータによると、必ずしも子供も2回接種は必要ないようです
世界では米国の接種量、回数と同じものが標準的に用いられていますが、日本の接種回数の指針は米国でのものとはまだ微妙な差異があります。当院ではWHO(世界保健機関)や米国の指針をもとに下記のように接種回数を考えています。
日本の指針と若干異なる部分もあり、また今までの接種状況と罹患状況は個人によって違うことも多いため、ご相談の上決めたいと考えております。

生後6ヶ月〜9歳未満で

・今まで一度もインフルエンザワクチンを接種したことが無い
・もしくは、昨年、一昨年の2年間でインフルエンザワクチン接種が0回か1回

今年は2回接種が必要

生後6ヶ月〜9歳未満で

・昨年、一昨年の2年間で合計2回以上インフルエンザワクチンを接種している

基本今年は1回接種のみ。但し過去の罹患状況、希望で2回接種とする場合も。

9歳以上

・今までのインフルエンザワクチン接種歴あり→今年は1回接種
・今までのインフルエンザワクチン接種歴全くなし→今年は2回接種

 

インフルエンザワクチン予診票

インフルエンザワクチンの予診票は下記からダウンロード可能です。

2枚ともダウンロードし、ご記入いただいた上でご持参くださるようお願いいたします。お手数をおかけしますが、新型コロナウイルス感染対策上、来院時間を短くするためにご協力お願いいたします。

下記画像をクリックすると拡大されますので、拡大されたファイルをダウンロードし、プリントアウトしてご記入ください。

インフルエンザワクチン予診票表 インフルエンザワクチン予診票裏